とある魔術のインデックスネタばれ　嘘スレッド

チャプター１
学園都市の能力者のルーツ
これはローマ神話に由来すると主張する。作中の能力者のイメージに似てるものを考えた。

レベル5　第一位　一方通行―ロムルス。司っているのは平和。
wikipediaのロームルスの項目によると、死後「平和な時のマールス」であるクゥイリーヌスという神に神格化されたとされる。ロームルスとレムスとして有名で、弟を殺した後「この壁を越えんとする全ての者に災いを」と祈ったとされる。人物として有名であるが、暗殺されたとも、役目を果たし神として天に帰ったとも言われている。人としても神としても語られる存在。
平和を司っている奴があの攻撃性な訳無い、って突っ込みたくもある。しかし、現代的に考えれば、平和とは相互の抑止力の均衡、によって成立するもの。

レベル5　第二位　垣根帝督、未元物質ーメルクリウス。司っているのは市場経済。
「アレイスターとの直接交渉権が欲しい」と動くように、交渉や取引を容れる性格。フレンダを脅しつつ癒着させる手腕もある。
というより未元物質の能力から理屈づけることが出来る。能力使用時の翼は、天使のようであるが、交通の神、ヘルメースとヘルメスの靴を想像させる。
少し遠回りになるが、アレイスター＝クロウリーの業績をwikipediaで調べてみよう。トート・タロットの制作を行っている。タロットは黄金系の明け色の日差しのマーク＝スペースが用いている。カードは属性を持つ礼装。
結論を言うと、垣根帝督が出している様々な性質・法則を持つ物質はそれぞれが礼装であると目される（魔術サイドの用語で）。この仕組みは、異世界の法則をこの世に適用することで未知の現象を起こす魔術、そのものの仕組みに似ている。魔術師が用いる数々の道具を、必要なその時その場に考案・創造して手元に用意できるのが垣根だと考えよう。
しかし、垣根は通常の道具を使っている様子は無い。AIM力場が、魔力と魔力を付与する物体、両方の役割を実現しているのだろう。物質化能力の変形か。
効果、つまり機能的役割を、属性として割り振るのはカードを創造する上で必要な概念。さらに、白紙のカードで代用品を新しく作るのはカードの概念。
トート・タロットのエジプトのトート。この神はギリシア神話のヘルメスと習合し、ヘルメス・トリスメギストスという3倍偉大なヘルメス、伝説的錬金術師伝説も生み出した。錬金術師としてのヘルメスは人間らしい。
なお、垣根の脳が三分割されていることは、ヘルメス・トリスメギストスを象徴する。それぞれのアルゴリズムを独立させ、三大部門で運用しているということである。全世界の英知の三部門。第一、第二、第三のヘルメス。

以下書きかけ

レベル5　第三位　御坂美琴　超電磁砲　ウェヌス　司っているのは家庭生活　統括理事会で関与するのは親船最中。
今の時代におけるかまど＝家庭生活の神。今は料理に電子ジャーと電子レンジ、電子オーブン、IHヒーターを竈代わりに用いる。薬品の調合にせよ加熱で無く電気反応を使う場合のほうが多いだろう。
美琴をウェヌスとすれば、シスターズは劣化能力者であっても、ウェヌスの巫女くらいではあるだろう。十字教のシスター全員が主や天使と同程度の実力を振るえるはずがないのと同じ。
とにかく普遍性・応用性・バリュエーション・操作性が高い。生活家電、生活の利器に必要とされる要素だろう。
十字教の聖人か、それ以上である可能性もあるが、未確認。なお、御坂美鈴の美琴への愛は、聖母の慈愛のような印象を受けた。

レベル5　第四位　麦野沈利　原子崩し　マールス（モリガン）　司っているのは軍事　統括理事会で関与するのは潮岸
任務時に戦争屋の思考をする。原子崩しを頂点クラスの投擲武器として、シンプルに用いるのも戦闘センスの高さによるものか。神話において投げ槍の位置付けは重要。
ローマ神話ではマールスが戦争の神であるが、性質的にバイヴ・カハ、運命の戦女神三柱のモリガンに近い。モリガンは神話において足と目を失っている。そして執念深い。
麦野も片腕片目を失っている。
また、マールスは戦争だけでなく農耕の神。「麦野」という農作物の名前が付いていることからも伺い知れる。

チャプター２
美坂シスターズは、感情を司る脳細胞群をモチーフにしている。とある科学の電磁砲の木山や布束が感情にかかわる研究を用いていたことを思い出そう。20001番ラストオーダーという上位個体がなんで感情という自由さの要求されるネットワークに存在するのかって疑問があり、一見矛盾に見える。しかし、全身の細胞が万を越えようと、一人の人間が一つの時間にいくつかの物事から受ける感情・印象は、そこまでごちゃごちゃ取り留めのないものではない。シェリー＝クロムウェルは感受性の強さと多様性のあまり、とりとめを無くしやすいが。
通常、脳細胞のシナプスが織りなす感情の整理は意識されない。一般的には感情を司る部分での最終成果物を、「ああ、こういう風に感じる」と受け取っている。その整理を司る根幹部分が、ラストオーダーの管轄なのだろう。
それで、なぜそんなネットワークをプランを実行中のアレイスターが必要としたかは―、まず、魔術や能力を行使するためには脳波や感情、生体電流が必要となっているからだと推測する。それを、魔術サイドでは根幹となる生命力を精製所で精製して魔力にしている、と理屈づけているのでないか。
つまり、美坂ネットワークを稼働させることで大魔術・大規模能力現象をより安定的に維持・制御できるようになると目される。それこそ地球規模で。使いようによっては魔術の、他の位相の異世界や他の宇宙の天体からの、干渉や交信、観測をシャットアウトしたり、魔術の魔力を科学の能力以下の出力に抑え統制するといった使用法も可能だろう。
また、地球規模の生物、重要な前世や才能や資質ある人物の「出生」を操作することも可能だとみられる。アレイスター＝クロウリーの業績をwikipediaで調べてみよう、実子の出生をエイワスに教えてもらったという逸話がある。詳しくは後の項で。

チャプター3　
一方通行と姫神秋沙、吸血鬼の関連性
レベル5　第一位　一方通行―ロムルス。司っているのは平和。
wikipedieのロームルスの項目によると、「平和な時のマールス」であるクゥイリーヌスという神に神格化されたとされる。ロームルスとレムスとして有名で、弟を殺した後「この壁を越えんとする全ての者に災いを」と祈ったとされる。人物として有名であるが、暗殺されたとも、役目を果たし神として天に帰ったとも言われている。人としても神としても語られる存在。
平和を司っている奴があの攻撃性な訳無い、って突っ込みたくもある。しかし、現代的に考えれば、平和とは相互の抑止力の均衡、によって成立するもの。また、十字教のカインは報復を恐れていたが、神によって「加害者は7倍の報復を受ける」刻印を授かって、子孫も平和に暮したらしい。
吸血鬼と狼って関連性がある。また、ロームルスとレムスの乳母が狼というのは有名。実際、一方通行の容姿はアルファルよりバンパイアに近い。
姫神秋沙との関連性も考察しているが、長くなるので後の話。ただ、姫神は血液の知識が豊富で、人ごみの流れもすいすい読み取って動ける。人の流れを読み取るのもベクトルの感性。アルファルの化石から成分を抽出して同様の特性をもつ生物が生み出せたように、吸血鬼を滅するとともに成分を吸収し枯らす（かもしれない）、能力者姫神の中に吸血鬼の成分が摂取されている可能性もある。吸血鬼をはじめとする異種族の結晶を作れるかもしれない。

チャプター4
垣根帝督の新たな計画予想
レベル5　第二位　垣根帝督、未元物質ーメルクリウス。司っているのは市場経済。
「アレイスターとの直接交渉権が欲しい」と動くように、交渉や取引を容れる性格。フレンダを脅しつつ癒着させる手腕もある。
トート・タロットのエジプトのトート。この神はギリシア神話のヘルメスと習合し、ヘルメス・トリスメギストスという3倍偉大なヘルメス、伝説的錬金術師伝説も生み出した。錬金術師としてのヘルメスは人間らしい。
なお、垣根の脳が三分割されていることは、ヘルメス・トリスメギストスを象徴する。それぞれのアルゴリズムを独立させ、三大部門で運用しているということである。全世界の英知の三部門。第一、第二、第三のヘルメス。
ここからは推測となる。垣根の能力の性格上、真髄に至った今は最低限脳機能を維持していれば頭を引き肉にされていようと、身体機能を能力による物質で実現して人間のまま生存できるはず。自身の情報の引き継ぎ作業さえ成立させられれば、生得の人体を一片残さず消滅させられていようと、新しい未元物質製の義体でやり直せる。
なのに、唯々諾々と未元物質製造機械に甘んじているのは、未元物質の利便性を学園都市上層部に浸透させるため。未元物質が普及し、要人達が手放せなくなったところで人間として復帰する。未元物質が必需品になったところで供給をストップ、または管理すれば、統括理事会くらいは要求に従わせることが出来るだろう。
まあ、最終段階の印象としては「映画　ターミネーター」や「映画　マトリックス」のマザーコンピューターが自我を持ち、サイバーパンクな反乱をおこしてくるって印象だろうか。動かない植物から樹脂、農作物を搾取していたのに、突然知性・運動性を見せて人間に条約を求めてきたような気分を、帝督を利用していた連中は覚えることだろう。
また、帝督がいくら万能な資源を供給出来ようと、彼個人が需要＝必要性を覚える形の数はたかが知れている。彼一人がこねくり回したところでさほど物質のラインナップがバリュエーション豊富になるわけではない。ショッピングセンターの経済実験に関連する概念だが、自由な市場が存在するからこそ需要と供給は満たされる。新たな需要を供給側が負うからこそ市場全体での多様性も確保される。
産業・経済にかかわる省庁の長官か、巨大な情報産業のCEOになれる器ではないだろうか。

フラグメント１
アイテムの構成員フレンダについて。彼女の正体は忍者、くのいちである。『超電磁砲』5巻での美琴との戦闘方法を角度を変えてみてみよう。テープを反応させる端末を、クナイのように投擲していた。喧嘩慣れしている美琴よりも体術が洗練されていた。なにより、情報と心理を操るのが本領の忍者らしく、その詐術と罠の用意周到さは暗部の人間にしても高いノウハウに裏打ちされたものだった。
そして、ドつぼにはまる性質が致命的なので、一族の人間は重用したくないだろう。だから一族の結束から外れることが出来た、抜け忍でないか。妹と一緒に学園都市に来るのは任務じゃない気がする。フリーの雇われ忍者のようにギャラへの執着があった。
アイテムでの仕事も「広く浅い友人関係」らしいし。学園都市の最新ツールを使うあたり、「当時の忍者も最新のテクノロジーを用いていた」という郭の主張を実現したものだった。新約一巻のフレメアの件で、郭が出てきた背景にもフレンダが忍者だった設定が作用しているのか。